板金会社さんのウェブサイト製作について ~出会い編~
おはようございます。
早起きのライター、カンノオサムです。
今回、わたしの仕事において、主力事業としているウェブサイト製作について、ある案件を例にして書いていきたいと思います。
まずは、お客様との出会い、そしてご依頼をいただくところからはじめます。
その次に、企画提案、製作開始、ディレクション、デザイン、写真撮影、挿絵イラスト製作、コーディングをし、ウェブサイトの公開まで。
それから、ウェブサイト運用と、その後のお客様との関係について、と続きます。
ぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
日常のふとしたところに出会いは、ある。
では、受注編から、はじめます。
そのお客様は、屋根や雨といなどの工事を行う板金会社を営んでいます。
出会いは、もともとわたしのお客様である建築設計事務所の方からのご紹介がキッカケです。
ご紹介いただいた時点では、ウェブサイト製作の話は無く、建築設計事務所の方とわたし、そのお客様とで協力し合って行うチーム作業のメンバーというだけでした。
そのグラフィック業務部分をわたしが担当していました。
そのチーム作業は2ヶ月かかり、その間でわたしはお客様からの信頼を得られたと思っています。
信頼につなげるコミュニケーション。
そのチーム作業を行う期間に、二人での打合せを行う時間が何度かあり、お客様から「余談ですがお聞きしてもいいですか?」とグラフィック業務についてのご質問を受けることがたびたびありました。
その内容は、グラフィック業務を担当するわたしからのものづくりに対する基本的な意見を求めるようなことから始まり、グラフィックデザインなどの製作を進めるときにどんな見方をしているか、どこかのウェブサイトを例にして共に見ながらこれはどこが良くてどこが良くないのか、わたしならどうするか、など多くの質問を受けては答えていきました。
その後、わたしが普段、どんな人(デザイナーなど)と組んで仕事をしているのか、どんな実績があるのか、などを確認した後、お客様が自社のウェブサイトを新規開設したいということを話すようになりました。
「お客様のウェブサイトですと、こんな感じが似合いますよ」と言いつつ、手書きで簡単なイメージを紙に書いていきました。続けて「ただし、写真は大事なのでプロのフォトグラファーが撮影したものを使用したほうがいいです」とわたしは言いました。
お客様は「それすごくいいですね、渋めのイラストとかも載せたいですね」と。
それから「ウェブサイトの製作を依頼するなら、あなたに決めました。半年後にまた連絡します」と。
自然と仕事を生むということ。
ここまでのやり取りで、わたしは俗にいう「営業トーク」を入れていません。
実際、その半年後にはお客様からご連絡があり、ウェブサイト新規開設のお手伝いをさせていただけることになりました。
場合によりますが、仕事がほしいとき、やりたい案件に出会うときには、俗にいう「イカニモな営業トーク」は要りません。
むしろ、それは逆効果です。
先ず自らがお客様に興味を持つことに始まり、そしてお客様から興味を持ってもらい、あとは聞き役になり、話す側になることで、自然と仕事は生まれるものです。
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