職業の決め方 ~夢はたくさんあっていい~
おはようございます。
早起きのライター、カンノオサムです。
今回は、子どもや学生さん、または現在就業中の方まで、将来の自分の職業を選んで決めるために役に立てばと思い、書いていきたいと思います。
職業に対する幼少期の思い。
「将来は何になりたいですか?」、誰しも子ども時代にこのような問いかけに答える機会がたくさんあったと思います。
小学生から野球をして過ごしていたわたしは、だいたい「プロ野球選手になりたい」と答えていましたね。親からはプロ野球の試合を観に連れて行ってもらった思い出がありますし、テレビ中継も熱心に観ていました。
ただし、プロ野球選手以外に興味が無かったわけではありません。
小学生低学年の頃から絵を描きたくて絵画教室に通ったり、マンガが大好きだったことから、「絵描きやマンガ家になりたい」とも思っていました。
いずれにしても、わたしが興味のあった職業は、自分にとって好きなことからのつながりでした。この根本の思いは、いまでも変わりません。
興味を持った多くの職業の共通点。
世の中、様々な人がいて様々な職業観を持っていると思います。
そんな中、わたしは「好きなことを職業にしたい」という思いが強い子ども時代、学生時代を過ごしました。
創作的な授業が好きで、その中でも平面的な創作が好きでした。いま考えると、この頃からグラフィック周辺のデザインやアートが好きだったのでしょう。
また、小学生の頃は、ビックリマンのシールやドラゴンボールのカードを集めたりしていました。
中学生、高校生からはまた興味が変わり、音楽CDのジャケットの好きなものであったり、気に入った絵柄がプリントされたTシャツなどを集めたり、また変わったものですと商品タグのなんとなく風合いの良いものを集めたりというか、捨てられずにいました。
大学生になると、将来の職業を本格的に決める時期に入ったこともあり、興味の種類が増えました。先ず出版に興味を持ち、いろんな雑誌や書籍などに関わる仕事がしたくなりました。ライターになるための本を読んだりしていました。
ほかには、美術、写真、文章、商品パッケージのデザインなどなどですが、結局のところわたしが好きなことが平面的な創作ということに変わりありませんでした。広くいえば、グラフィックデザインということですね。
仕事はちゃんと選べば好きになれる。
このように色んなことに興味を持ち、色んな仕事に興味を持ったわたしにも就業する時期がやって来ます。
平面的な創作であるグラフィックデザインが大好きなわたしが選んだのは、印刷会社でした。すんなりとは行きませんでしたが、独立するまで約12年ほど印刷会社で営業マンを勤めることになります。
そう、わたしが就いた職業は創作者やデザイナーではなく、営業マンです。
美大やデザイン学校でなく、経済系の大学に通っていたので、営業職に就きました。この進み方も結果的に良い選択になりました。
作ることが好きではありましたが、それ以前に平面のモノが好きです。自分が好きなモノを売る営業マンという仕事を好きになるのにそんなに長い時間はかかりませんでした。もちろん、営業成績などの苦労はありますが、それも含めて「やってやろう!」という思いのほうが強かったです。
このように、わたしの場合は子ども時代から興味や好きなものへの思いの根本を掘り下げることで、職業を決め、好きな職業に就くことに成功しました。
こんな過程も職業選択に悩む方々にとって、何かしらのヒントになったら嬉しいです。
なんといっても、働くことには「情熱」があったほうが良いですから。
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