それぞれの歴史と、ブランドのこと。
おはようございます。
早起きのライター、カンノオサムです。
今回は、わたしの中で常にキーワードとなっている「ブランド」について、自分に言い聞かすように書いてみたいと思います。
ブランドになるために。
皆さんが日頃からよく耳にする「ブランド」という言葉ですが、どのようなイメージをお持ちでしょうか。ファッションの業界などで耳にしやすいでしょうか。
おそらく「高級なもの」というイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。
「ブランド」のそのままの定義や意味は、ウィキペディアなどで調べると簡単に出てきますが、これまでわたしなりにブランドについて考えてきたことがあります。
近年、ブランディングという言葉をよく聞くようになりました。すこし前から「企業のブランド化」、であったり「地域のブランド化」といったことに力を入れる動きがあり、ブランディングと表現されています。
わたしが10年ほど前に読んだ書籍には「自分自身をブランドとして確立しましょう」ということが書かれていました。自分自身で、自分自身をブランディングするということですね。
このように身近なところでブランドを意識する時代に「ブランディング」といって、デザインなどで見た目を整え、印象づける動きもありますね。
確かにこれもブランド化に必要な一要素です。
しかし、たとえば創業したばかりの企業がデザイン性を整えたイメージ戦略を行っただけで、いきなりブランドになるのでしょうか。
やはり、ブランドになるためには、努力を積み重ねたうえでその人、その企業の「歴史」が必要なのではないかと思います。
それぞれの歴史がブランドをつくる。
「歴史が無ければ、ブランドにはなれない」、このように思います。
これは「歴史があれば、ブランドになり得る」ということです。
どんな人にも、どんな企業にも、多かれ少なかれ歴史はあります。産まれて育って、成長し、これまで生きてきた時間や経験してきたことの中にそれぞれの歴史があります。
このそれぞれの歴史をどう活かすかがキーとなります。
これまでの時間の中で費やしてきた経験と知識を、「いま」の時代の流れの中でほかとの差別化を図れるほどの「圧倒的な魅力」をつくれるかどうかです。
「らしさ」が大事。
「自分なんて、うちの会社なんて、ブランドになんてなれませんよ」という方がいるかもしれません。
でも、そんな方々にも「自分らしく」や「うちの会社らしく」という思いはありそうです。
「自分らしくあること」って本当に大事です。この世の中で、この社会で他人に合わせなければならないことも多々ありますが、その中でも「らしさ」を出すことはできると思います。
自分らしく生きること、自分らしく振る舞うこと自体が、意識はしなくともほかとの差別化になりますね。これを徹底していった先に「ブランド」があるのではないかと思います。
「自分が生きた歴史が、自分らしさを作り、ブランドになる」、こういうことなのでないでしょうか。
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