営業マン時代の奮闘。

営業マン時代の奮闘。

おはようございます。

早起きのライター、カンノオサムです。

今回は、わたしが初めて就業してから約12年のあいだに経験した印刷会社での営業マン時代のことを書いていきます。

叩かれ揉まれてこそ。

わたしは大学を卒業し、印刷会社に就職しました。

美術系の大学を出てきたわけではないわたしには、初めて見る印刷会社の現場はとても新鮮な印象でした。

印刷の機械、インク、在庫の用紙の数々。また、用紙にインクが乗り、印刷物として完成していく様子。はじめの現場研修の段階で、印刷業界のことは好きになりました。

その後、本格的に営業マンになるため、研修を経て、営業活動を行うようになります。

はじめこそ甘やかされていたものの、20代のわたしの営業マンとしての動きは酷いものでした。

お客様からのクレームはまともに対応できず、社内現場からの圧力といえば、毎日のように「お前はバカなのか!」と言われたりと叩かれまくりでした。

営業会議では、まともな発言ができず、オロオロとするばかり。

こんな状態ですから、当然、営業成績は社内でも底辺にいた20代のわたしでした。

これでは、営業マンとしてはっきり言って「失格」でしたね。

このように、社内外から叩かれ揉まれ続けた駆け出しの営業マン時代を過ごしました。

朝の時間の重要性。

そんなわたしですが、実績こそ底辺でしたが、就業当初から目標だけは高かったです。

様々な業界で活躍する方々に対して「いつかこうなりたい!」と思っていました。

その当初からの目標は変わらずにいて、そのためどれだけ叩かれ揉まれても「いつかみてろ!」と思い、勉強は怠りませんでした。何より、それでも仕事は好きだったからです。

ふと、30歳を過ぎて間もない頃からでしょうか。わたしの営業成績がグンと上がっていきます。

変えた動きとして、朝はやくに出社し、はやめに事務作業をこなすようにしました。また、はやい時間にお客さまの情報収集をしたりもしました。

ほかの社員が出社し、いまから皆がスタートという時間には、わたしはほぼ事務作業を終え、すぐに営業活動や企画活動に入っていきます。

つまり、営業や企画に費やす時間がほかの皆より増えました。

また、お客さまの情報収集をすることにより、合わせた動きができるようになりました。

特に、ここで言いたことは「朝の時間の重要性」です。

朝の新鮮な空気の中で、たんたんと行う作業をすることで、その一日の動きのリズムが良くなります。頭の働きも良くなり、体の動きもまた良くなります。

苦い思いが実を結ぶために。

この動きにより、わたしの営業成績が目に見えてハッキリと上昇することになります。

たとえば、新規顧客を14ヶ月のあいだ、毎月1~2件を獲得していきました。

また、ある時期の決算後から2期にわたり、24ヶ月続けて、つまり2年連続で毎月の売上目標を達成することができたのでした。

この達成経験は、その後、いまでもわたしにとってものすごい自信になっています。

このように、叩かれ揉まれた駆け出しを経て、勉強を続け、結果を出すことができました。

どんな業界でも同様でしょうが、若い時期の苦い思いが実を結ぶチャンスが必ずやってきます。

ただ、誰にでもやってくるわけではないかもしれません。

また、やってきても実を結ぶかどうかもわかりません。

とにかく、そのために必要なことは、若い時期からの怠らない努力と勉強、そして、動き出せる自分自身の中での環境づくりが大切であると思います。